天理大学学報, Tập 16天理大学, 1964 |
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主体主義というのはこのような存在者と区別された存在についての考え方であり、存在が主体の思考、表象、対象化などの主体化の働きによってはじめて一方で主体として、他方で客体としてあるようになるとするものである。ニーチェも一人の近世人とし存在者 ...
主体主義というのはこのような存在者と区別された存在についての考え方であり、存在が主体の思考、表象、対象化などの主体化の働きによってはじめて一方で主体として、他方で客体としてあるようになるとするものである。ニーチェも一人の近世人とし存在者 ...
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... 存在の如何によって主客の対立も成立するのであるから、人間の存在は存在を客体として考える主体でなく、存在の中にあってこれに基づいた一種のあり方としてあるのであり、存在の位相としてあるのである。そして位相的存在者としての人間はまず自己と世界 ...
... 存在の如何によって主客の対立も成立するのであるから、人間の存在は存在を客体として考える主体でなく、存在の中にあってこれに基づいた一種のあり方としてあるのであり、存在の位相としてあるのである。そして位相的存在者としての人間はまず自己と世界 ...
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... 存在者の思考やそれへの態度の根本であるのは、文字通り存在者が存在するものであり、存在を核心とし、これによって担われているものであって、存在のあり方のいかんが存在者のあり方のいかんを、そしてまた存在者への態度のいかんを決定するからである ...
... 存在者の思考やそれへの態度の根本であるのは、文字通り存在者が存在するものであり、存在を核心とし、これによって担われているものであって、存在のあり方のいかんが存在者のあり方のいかんを、そしてまた存在者への態度のいかんを決定するからである ...